レーシックとコンタクト
コンタクトレンズにはソフトレンズとハードレンズがあります。
一昔前はハードレンズが主流でしたが、近年では使い心地の良さから、ソフトレンズが主流となっています。
しかしソフトレンズはハードレンズと比べ、角膜への負荷がかなり高いです。
現在人気の「カラーコンタクト」は通常のソフトレンズよりもさらに「酸素通過率」が低く、角膜を痛める原因となっています。
一度「レーシック」という矯正方法について考えてみませんか?
■ コンタクトレンズの使用は角膜が薄くなる!?
角膜は約550ミクロンという非常に薄い部分です。
その構造は「上皮層」「ボーマン膜」「実質層」「デスメ層」「内皮」と3つの層と2つの膜から構成されています。
コンタクトレンズが直接触れる部分は一番外側の「上皮層」ですが、この部分は再生が非常に早いです。
そのため時間内のコンタクトレンズの使用ならば、一晩でキズを再生してしまいます。
また角膜は役割から透明であることが求められるため、血液は通っていません。
そのため酸素や水分を空気中や涙で行っています。
つまり長年コンタクトレンズを使用し続けていると、酸素が上手く行き届かなくなり、結果的に「角膜が薄くなる」ということが挙げられます。
酸素通過性の良いとされているハードレンズでも、10年使用していると角膜の平均の厚さである550ミクロンよりも、50ミクロン薄くなってしまうと言われています。
コンタクトレンズばかり使用せずに、メガネで休息させる日を作って、上手に利用する必要があります。
■ 角膜が薄いと矯正不可!?
上記のように、長年コンタクトレンズを使用していると角膜が薄くなってきます。
近年注目されている視力矯正法である「レーシック」は、角膜を削って光の屈折度を調節します。
国際基準で角膜を250ミクロン以上残さないといけないといわれています。
レーシックで調節する角膜の部分は「実質層」といわれる部分になります。
この部分は先述した「角膜上皮層」とは異なり、再生しない部分です。
そのため、角膜が薄くなっている場合には一般的な「ケラトームレーシック」「イントラレーシック」はお断りされる場合があります。
角膜が薄くなっている人のレーシック法としては「PRK法」や「エピレーシック」、「LASEK」などがあります。
■ ドライアイがひどいと手術不可!?
コンタクトを使用している人にとって、目の乾きは切っても切れない関係。
ドライアイがひどくなってきて、レーシックを検討されることもあると思いますが、ドライアイがひどい場合にはレーシックを断られることがあります。
実はレーシックの後遺症として、もっとも多いのが「ドライアイ」なのです。
レーシックで角膜を薄くするため、水分が保てなくなることがあります。
ドライアイかな?と思ったら担当医に相談するようにしましょう。